どこかにマイル行先候補ランキング 大検証!第2弾!
以前、こちらの記事にて、JALマイレージバンクのサービス、どこかにマイルを紹介しました。また、こちらの記事では、どこかにマイルで表示される行先は発着地別にどのくらい違うのか?を検証しました。今回は、前回の検証にて最も行先候補の種類が多かった東京(羽田)に発着地を限定して、発着曜日を変更すると行先にどう違いが出るのか?を検証してみました!
検索条件
今回の検索条件は以下の通りです。①週末(土日)の旅行、②平日&休日(金土)の旅行、③平日(水木)の旅行の3通りで、1泊2日の旅行をする想定で検索条件を設定しました!
- 発着地:東京(羽田)
- 出発時間:05:00~08:59
- 到着時間:19:00~23:59
検証結果 行先候補表示回数ランキング
①週末(土日)の旅行の場合
まずは前回の記事で検証した通り、土日での旅行の場合は下記22か所が行先候補として表示されます。
行先 | 出現回数 | 出現率 |
---|---|---|
長崎 | 24 | 6% |
出雲 | 23 | 6% |
広島 | 23 | 6% |
札幌(新千歳) | 23 | 6% |
高知 | 23 | 6% |
大分 | 21 | 5% |
宮古 | 20 | 5% |
名古屋(中部) | 20 | 5% |
岡山 | 19 | 5% |
宮崎 | 19 | 5% |
女満別 | 18 | 5% |
福岡 | 18 | 5% |
旭川 | 18 | 5% |
沖縄(那覇) | 18 | 5% |
山口宇部 | 16 | 4% |
大阪(関西) | 16 | 4% |
熊本 | 15 | 4% |
石垣 | 15 | 4% |
帯広 | 15 | 4% |
鹿児島 | 14 | 4% |
青森 | 12 | 3% |
南紀白浜 | 10 | 3% |
表示される行先候補は合計で22か所でした。また、都道府県別に表示される確率をカウントすると、北海道(札幌・女満別・旭川・帯広)が19%で1位、沖縄県(宮古・那覇・石垣)が13%で2位になります。ちなみに、北海道の行先候補4か所のうち、2か所が同時に表示される回数は100回中12回で、3か所以上が同時に表示される回数は0回でした。同様に、沖縄県の行先候補3か所のうち、2か所が同時に表示される回数は100回中8回で、3か所全てが同時に表示される回数は1回ありました。また、発着地では指定できる伊丹空港が出てこず、大阪は関西空港のみが表示されたところもポイントかと思います。(関西空港は伊丹空港と比べて都市部から離れているので移動に時間がかかります。)
②平日&休日(金土)の旅行の場合
次に、金曜日出発、土曜日帰着の旅行を想定して検証してみました。結果は下記の通りです。
行先 | 表示回数 | 確率 |
---|---|---|
宮古 | 26 | 7% |
南紀白浜 | 26 | 7% |
広島 | 26 | 7% |
鹿児島 | 24 | 6% |
山口宇部 | 24 | 6% |
沖縄(那覇) | 23 | 6% |
名古屋(中部) | 21 | 5% |
大阪(関西) | 21 | 5% |
大阪(伊丹) | 21 | 5% |
長崎 | 20 | 5% |
宮崎 | 19 | 5% |
福岡 | 19 | 5% |
岡山 | 19 | 5% |
高知 | 18 | 5% |
大分 | 17 | 4% |
女満別 | 16 | 4% |
石垣 | 16 | 4% |
出雲 | 16 | 4% |
札幌(新千歳) | 15 | 4% |
熊本 | 13 | 3% |
金土の旅行の場合、表示される行先候補は合計で20か所と、土日の旅行より若干少なくなることがわかります。都道府県別に表示される確率をカウントすると、沖縄(宮古・沖縄(那覇)・石垣)が65回で1位、大阪(関西・伊丹)が42回で2位、北海道(札幌(新千歳)・女満別)が31回で3位になります。ぞれぞれ、いずれか2か所が同時に表示される回数は沖縄が10回、大阪が4回、北海道が1回でした。土日での行先候補と比較すると、旭川・帯広・青森が消滅し、大阪(伊丹)が追加になります。
③平日(水木)の旅行の場合
最後に、週の真ん中の水曜日出発・木曜日帰着の旅行を想定して検証してみました。結果は下記の通りです。
行先 | 出現回数 | 出現率 |
---|---|---|
岡山 | 39 | 10% |
帯広 | 35 | 9% |
釧路 | 33 | 8% |
熊本 | 30 | 8% |
青森 | 29 | 7% |
沖縄(那覇) | 29 | 7% |
大阪(伊丹) | 28 | 7% |
女満別 | 28 | 7% |
三沢 | 27 | 7% |
宮崎 | 26 | 7% |
札幌(新千歳) | 26 | 7% |
旭川 | 26 | 7% |
鹿児島 | 25 | 6% |
名古屋(中部) | 19 | 5% |
飛行機の発着スケジュールが影響していると考えられますが、水木の旅行を想定すると、表示される行先候補は14か所と、かなり少なくなることがわかります。また、土日の旅行とは逆に、大阪は伊丹空港のみが行先として表示されています。また、沖縄は宮古・石垣がなくなり、那覇のみの表示となりました。全体として行先候補数は少なくなりましたが、①・②のどちらにも表示されていない釧路と三沢が表示されました。都道府県別に表示される確率をカウントすると、北海道(釧路・札幌(新千歳)・女満別・旭川・帯広)が27%で1位、青森(青森・三沢)が2位になります。ぞれぞれ、いずれか2か所が同時に表示される回数は北海道が40回、青森が4回でした。北海道に関しては、100回の検索中、どこか1か所以上が表示される回数は92回と、ほとんどの検索で北海道のどこかが行先候補として表示されたことがわかります。
検証のまとめ
以上の通り、今回は羽田発着で曜日を変えると、表示される行先候補がどう変わるのか、比較・分析を行ってみました。どこかにマイルの行先決定の詳細なプロセスはわからないので、候補に表示された4か所に行ける確率がそれぞれ25%になるとは限らないですが、少なくとも検索時点で表示される行先の回数に差が出たり、曜日によって候補数が異なることがよくわかりました!どこかに旅行したいけど行先に悩むときや、マイルの有効期限が近い時等、有効に活用してみるのはいかがでしょうか?今回の情報が参考になると嬉しいです!それでは今回はこのへんで(‘ω’)ノ
