【休職したらどうなるの?】会社に行きたくない、やる気がでない、うつ病かな?、休職したいと思ったら

「休職=ダメ」ではない。むしろ自分のパフォーマンスを上げるために休むことは必要。

私は約半年間、会社をうつ病で休職しました。現在は元の会社で復職しています。休職した結果、「休職=ダメ」ではないし、休職したことで失ったものよりも得たもののほうが多かったと思います。本記事では、私が休職に至るまでに現れた症状や原因、休職までの流れを書いていきたいと思います。

休職前に現れた症状

私が「あれ?おかしいな」と思ってから休職開始までは約1ヶ月。症状がひどくなるのに時間はかかりませんでした。

    主な症状
  • 食欲不振:私の場合、最も顕著に表れた症状が食欲不振でした。今まではどれだけストレスを感じても暴飲暴食に振れていた私が、全く食べ物を受け付けない、食べる気がない、お腹が空かないという状況が休職直前の約1週間続きました。
  • 頭が空回りする:「あれ?おかしいな」と思い始めたキッカケがこれです。今までは1日8時間、ある程度集中して仕事ができていましたが、何をするにも集中できず、頭が空回りする状態になりました。
  • 常に緊張している:集中できない状況とともに、常に極度の緊張に襲われていました。会議等、人と話すときは特に緊張がひどく、人とコミュニケーションをとるのが億劫になってしまいました。また、人と話すときだけでなく、ひとりで作業しているときにも緊張で手が震えてしまい、明らかにパフォーマンスが低下している実感がありました。

考えられる休職の原因

私の場合、よく休職の原因と言われるオーバーワーク(休みがない、残業が多い等)はありませんでした。休職直前月の、残業時間は約10時間程度でした。過労だけがうつの原因ではないことを身をもって体験しました。

    考えられる原因
  • リモートワーク・コロナで先が見えない不安:ちょうど休職の約2~3ヶ月前から、コロナウイルスの感染拡大・緊急事態宣言の発出と、今までにない環境に急速に変化しました。私の会社も例外ではなく、オフィスの立入禁止・完全リモートワークに切り替わりました。急速な環境変化に体がついていけなかったのだと思います。
  • 顔が見えない分、声色をうかがいすぎてしまった:前述の通り、リモートワークに切り替わったことで、社内外の会議が全てオンラインになり、声だけでのコミュニケーションになりました。元々人の機嫌や顔色を伺いすぎる性格であることは認識していたものの、人の声色を強く伺い、余計なストレスを感じすぎてしまったことも原因だと考えています。
  • 昇格によるプレッシャー:休職の約半年前に昇格したのですが、「昇格したから○○にならないと」「昇格したから今までのままではいけない」と無意識に自分を追い込んでしまっていました。上司や同僚から褒められても素直に受け止められず、「その言葉には何か裏があるんじゃないか…」「自分は仕事ができないんだ」と思うようになってしまいました。
  • 業務量のコントロール力不足:残業時間は上司のコントロールもあったおかげでそこまで多くはなかったのですが、これまでより業務量が増えたこととその業務量をコントロールする力がなかったことも原因のひとつです。コントロールが難しい時は上司や同僚に相談すればよいものを、前述の通りコミュニケーションが怖くなってしまったことで「全部自分でやらなければならない…」としか考えることができませんでした

「休みたい」「おかしいな」と思ったら

まずは病院へ

まずは心療内科や精神科等、現在の自分の状態を知るために病院に行ってください。病院に行けば、今の自分に休職が必要なのか診断してくれます。また、休みたいと考えていることも伝えることができます。基本、病院は患者の「休みたい」という意思を否定することはなく、診断書をもらえるのではないでしょうか。私の場合、仕事をしながら服薬治療を進めていくか、休職して服薬治療に専念するかという選択肢がありましたが、話をした結果休職することになりました。ここでの注意点は、病院選びはある程度慎重に行ったほうがよいというところです。病院へ行くことを考える時点で精神が不安定で判断力も低下してしまっているかと思いますが、これから時間をかけて治療していくことを考えると、信頼できるお医者さんを選ぶべきです。レビューサイトの評価や家族・友人の口コミ等を参考にし、辛いかと思いますがじっくり病院を選びましょう。私は病院選びをおろそかにしてしまったために、あまり話をよく聞いてくれないような病院に通うことになってしまい、病院へ行って医者と話すのが嫌になる、という余分なストレスを感じることになってしまいました。

診断書をもらった旨を会社に報告する

病院で休職の診断書をもらえば、上司等会社の適切な人に診断書をもらった旨、休職が必要な旨を伝えましょう。ここが一番勇気が必要なプロセスだと思います。いろんな不安が自分のなかでうずまくと思いますが、正直ここを乗り越えると後は休職に向けて一直線に進んでいくだけです。「お話があります」と上司に伝え、直接伝えたり、テレワークの場合でも文章で伝えることに時間を割くよりは時間をもらって自分の口から話してしまうほうが簡単に済むと思います。伝えるまではいろんなことを考えてしまいますが、「休職したいです。」と伝えるのは案外一瞬で過ぎ去ります。

休職するのが不安…という人へ

自分の業務が中途半端になって会社に迷惑をかけてしまう…

はっきり言ってここは全く心配ないことです。会社にいる限りは自分ひとりが休んでもなんとかなるものです。なんとかしないといけないのはあなたではなく、会社の責任です。

キャリアが心配…

私の場合、休職期間が評価に影響しない会社だったため、休職の影響なくその年の評価・昇給がありました。ですが、会社によっては休職が評価に影響する場合もあるかと思います。こちらは事前に人事や相談できる人がいれば相談してみましょう。評価に影響が出たとしても、私は休んでしっかりと治療し、復職後のパフォーマンスを上げることが大事かと思いますが…病院では服薬治療の選択肢もあると思いますので、お医者さんにゆだねましょう。

お金が心配…

休職期間は無給の場合がほとんどで、生活していけるか不安…という方も多いのではないでしょうか。休職期間は、健康保険から傷病手当金を受給することができます。金額は月給の約3分の2です。働いている時と比べると正直少し生活が苦しくなりましたが、全くお金がないという状況は避けられます。私の場合傷病手当金の振込まで約2ヶ月ほどタイムラグがあったため、2ヶ月程度の生活費は最低でも残っていると安心だと思います。また、休職期間にもよりますが、会社の有給休暇や傷病休暇を活用してお給料をもらいながら休職することも可能です。こちらも人事や担当部門に自分の会社の制度を確認してみましょう。

最後に

私は実際に休職を経て、休職前よりも前向きに仕事をすることができるようになりました。休職には何かと悪いイメージや不安がつきまといますが、私は休職して後悔は全くしていません。「おかしいな」と感じたら、休職してしっかり症状を治すということも一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?

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