#弾丸海外旅行&女一人旅 ボストン日帰り旅 #3

この記事はボストン日帰り旅#3です。旅の概要や朝の過ごし方など、先に#1&#2の記事も読んでみてください!

ふたたびアメリカ合衆国建国の歴史をたどる

フリーダムトレイルの終点、バンカーヒルモニュメント

さて、クラムチャウダーとロブスターロールを食べた後はひたすらボストンの歴史を感じるため、バスに乗ってバンカーヒルモニュメントへ向かいました。

朝一に行ったボストンコモンから続く、ボストンフリーダムトレイルの終着点で、アメリカ独立戦争の初期、1775年6月17日に起こったバンカーヒルの戦いで、最後まで前線で戦ったジョセフウォーレンらを祈念した高さ60mもある記念碑です。

周りはふつうの住宅街で、モニュメントの向かいに小さい記念館があります。おみやげも売っていて、アメリカ合衆国憲法の草案のレプリカとか売ってました。

せっかくふたたびフリーダムトレイルに出会ったので、バンカーヒルから逆走する形でしばらく歩き、またバスに乗って次はボストン港方面へ向かいました。

世界史に浸れる!ボストンティーパーティーミュージアム

海辺に沿って歩くと、ボストンティーパーティーミュージアムに着きます。橋の真ん中にあるミュージアムなのですが、立派な船が止まっています。

ボストンティーパーティーとは、世界史の教科書には「ボストン茶会事件」と書かれているかと思います。当時イギリスの植民地であったアメリカに対して、イギリスは勝手に茶法を制定し、イギリスの東インド会社にアメリカでのお茶の専売権を与えたうえに、重い関税をかけました。それに怒ったアメリカは、東インド会社の船に乗り込み、届いたお茶の箱をボストン港に投げ捨てた、という事件です。ボストン茶会事件、と聞くと歴史上の一事件にしか聞こえないのですが、英語ではBoston Tea Partyと呼ばれていると知ったときは、なんてクレイジーなんだ…とロマンを感じました。(笑)

自由に見て回る形式の一般的なミュージアムかと思っていましたが、30分に1回と入場時間が決まっていて、なんとか最終回の17時開始の回にすべりこむことができました!入ると、どうやら私はアメリカ独立を願う植民地側の一員になったようでして、仲間の証の羽をもらい、会議室的な待合室に迎え入れられました。植民地のリーダー的なの人が、熱烈に迎え入れてくれて、イギリスがいかに植民地からお金をまきあげているのかを熱弁され、「革命おこすぞー!おー!」的なノリで始まります。

私の回は、平日だったからか最終回だったからか、私を含めて10人にも満たない数で開催されました。会議室で革命に向けて密談をしたという設定のオープニングを終え、いよいよミュージアムの外から見えていた船に乗り込みます。この船こそが、東インド会社の船なのです。そして、船からお茶の箱を投げます!!!

なんとなんとこのミュージアムでは、ボストンティーパーティーの実行犯の一員になれるんです!!!めっちゃ楽しかった、、、!!!そのあと、また建物内に戻り、その後の独立戦争に関するビデオや展示等を巡ります。ミュージアムの最後はお土産屋さんになっていて、アメリカ独立戦争やボストン茶会事件に関するグッズを購入できます。私は東インド会社の紅茶の箱を模したオーナメントと、紅茶を買いました。

旅のまとめ・ポイント

ミュージアムを去り、帰路につくためにサウスステーションへ歩いて戻りました。最後は、朝は全然開いていなかったサウスステーションにフードコートがあったので、ピザを食べました。

そうそう、どうしてもTrader Joe’sでマサチューセッツ州限定のエコバッグが欲しかったので、MITの後にわざわざ電車で移動してトレジョに行きました。欲していない時は頻繁に出会えるくせに、会いたいときにはわざわざ探して少し遠くに行かないと会えない、トレジョはそんな存在だと思っています。

でもロブスターが書いてあってさすがに可愛い、、、!探してよかったです。

ぷちハプニング&気を付けたいこと

ここでボストン日帰り女一人旅は終了!!…と思ったのですが、夜20時にボストンを出発するはずのバスがなかなか来ない、、、!NYへ行く人がたくさん待っていて、30人ほどバス乗り場に人が群がっているのに、、そして超~~~ウィスパーボイスのおじさんがやってきて、「バスが、、、めっちゃ遅れてて…2時間くらい…遅れる…払い戻ししたいひとは…あっちのカウンターに…もごもご」と頼りないアナウンスがされました。私も完璧に聞き取れた自信はないものの、まわりのネイティブたちですら聞き取れないほどのウィスパーで、私がネイティブから「あの人なんて言った?」と聞かれる始末です。みんな引き上げてしまったらどうしようかと思いましたが、バスを待つ人がほとんどだったので、私もひたすらバスを待ちました。

結局バスが来たのは22時半ごろ、待ち疲れていたのでバスに乗り込んですぐに爆睡でした。ちなみに、私は日本でも長距離バスに結構乗るのですが、日本だと乗車の際に座席が決められていて、しかも女性の隣は女性になるように配慮されているバスがほとんどだと思います。ですが、アメリカの長距離バスはそんなことはなく、座席も自由ですが、隣に男性が座ることも往々にしてあります。長距離バスは安いし、降りる場所を気にする必要なく寝れるので便利ですが、そのあたりが気になる人は、バスでの移動は避けたほうが良いかもしれないですね。

そして、NYに到着したのは予定より1時間ほど遅れて午前2時半ごろでした。ちなみに、NYのポートオーソリティバスターミナルも、治安が良いとされる場所ではなく、着いた時には深夜にターミナルを使う人が少ないからか薄暗く、出入口が厳重に警備されてパトカーがたくさん停まっていました。周りはホームレスというより酔っ払いがたくさんいて、とても安全といえる雰囲気ではなかったので、深夜にポートオーソリティを利用して滞在場所まで戻る場合は安全なタクシーを使う等、できるだけ歩く時間を減らす工夫があるといいと思います。私はバス到着後、すぐにターミナルを去ることができたので特に問題なく無事にホテルまで帰ることができました。ビビりすぎて楽しめないのももったいないですが、常に予想外のことが起こり得るのかもしれない、と頭の片隅に置いておく必要はあるなと痛感しました

とはいえ、一人旅であれ、本当に行ってよかったな~!と思います。日帰りでも十分楽しめましたし、一人で自分のペースでぶらぶらしたり、しなかったり、、、とっても楽しいボストン日帰り旅行でした!!!

ボストン旅はここまで(・ω・)ノ

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